シアーレッスン7(2月①)姿勢・お腹を使った発声・明るく歌う/スピッツ”チェリー”①
2024年11月からの月2回のボイトレレッスン日記。
2月1回目レッスン C先生。
レッスン開始前

体調は大丈夫ですか?
寒くなって乾燥もしているので、喉も乾燥しやすいです。
こまめに水分もとっていきましょう!
レッスンに入る前に、近々、急遽人前で歌うことになり、練習したい曲があることを伝えます。

前月YOASOBIの「祝福」やり始めて途中なのですが、実は今度社会人サークルのバンドに急遽参加することになり、練習したい曲があります。スピッツの「チェリー」なんですが。バンドで歌うのも初めてです。。

そうなんですね!いいですね、本番はいつですか?

2週間後です。(本番まで今回しかレッスンありません。。)

え〜!!(悲鳴)
今月なんですね!……OKです、大丈夫です!
後で歌詞コピーしてきますね!
発声練習
まずはいつもの練習から。
リップロール音階
鼻で吸って口から吐く息の流れの練習
鼻で吸って喉を開けて”ア”で音階発声

OKです!声、ホント出てきてますね!素晴らしいです!
もっと声出していこうと思うんですけど、1回ちょっと身体ほぐして姿勢を正しましょう。
肩まわりをほぐして姿勢を正す
肩をグルグルと回して、ストンと落とす。また肩をグッと上げて後ろにさげて、ストンと落とす。
また顔が前に出てこないように、顔の位置も整えます。両耳に人差し指を横から入れます。その状態で下を向き、指を軸にしてそのまま顔を上げていきます。この位置をKEEPします。
お腹を使った発声”ハッハッハー”音階

悪役の低い笑い声のような声の出し方で、下っ腹が動いていればOK。
口と喉をしっかり開けて出口を確保しておいて、お腹を動かしてそこから声を出しているイメージ。
ひとつずつだしたいので、♪あの頃は〜”ハッ”ぐらいのイメージでやってください。
♪”ハッハッハー”

OKです!いいですね!
お腹を意識するだけで、喉にも負担が掛からなくなるのと、声がお腹からしっかり出てくることによってもっともっと声がはっきりしてきます。今声量もアップしていて良い感じです!
お話タイム(声量の不安と対策について)
一旦、水分をとりながらお話しタイムに。

今度の本番、バンドで歌うというのが初めてで、よくあるボーカルが全然聴こえない状態になりそうで心配です。。

初バンドは確かに不安になりますよね。音響がどうなってるかとかにもよりますね。
歌ってて自分の声が聞きづらい時に、耳を塞いで歌っちゃう場合もあるんですが、声が出なくなってしまいます。耳に手を当てて声を出してあげると自分の声が聞きやすくなります。
リハーサルとかはあるんですか?

多分リハーサルはなく、最初の入りの確認くらいでぶつけ本番だと思います。
先生、悲鳴!(2回目)笑

それはちょっと怖いですね!
後ろの音を聴こう聴こうとすると、体が固まって自分の声が出なくなっちゃったりするので、自分は遠くを意識して、遠くに向かって歌ってあげるのが良いかな。
声が出なくなるのが一番良くなくて、全体的に崩れてきちゃうので、とにかくリズムを体でしっかりとりながら前に歌うことに集中しましょう。
音響さんがいれば伝えたら調整してくれると思うんですが。

もし音響さんがいない場合の対応としては…
自信がなければ声も出ないので、しっかりと歌い込んで音とリズムを入れておいて、しっかりと声を出して歌うこと。恐れずに声を出しましょう!
音響さんがいるかどうか、確認できるならしておいたほうが良いかもしれません。
音響さんがいる場合、もし聴こえづらくても自分の声が悪いから聞こえづらいとかではないので、重たく考えなくて大丈夫です!
発声練習に戻ります。
•先程のお腹を使った発声を意識して”イ”音階発声
先程のお腹を使った発声を意識して”イ”音階発声

口はただの出口なので、ゆったりと”イ”の口を作ります。声はお腹からだす感じでいきましょう。
舌を出して”エ”での音階発声

今回もお腹を意識してやりましょう!
ここまでで、発声練習は終了。歌の練習へ入ります。
歌の練習 スピッツ”チェリー”
歌レッスン
♪先生が歌詞をコピーしてきてくださって、まずは一度一番を歌ってみます。

OKです!原曲キーだとそんなに高いところも出てこないので歌いやすいと思います、いいですね!
今日気を付けたいこと3点
①リズム
②サビ♪愛してるの響きだけで〜→高いところ”響きだけで”お腹から出す感じで。
③サビ♪〜つぶれるほど抱きしめて→”抱きしめて”をひとつずつ歌う
♪もう一度歌います。

声の出方すごく良くなりました!
あと”うんタンうんタン”のリズムをもっと身体に入れたいですね。手を叩きながら練習してみましょう。
また、この曲どちらかといえば明るい歌なので、声の出方は良いのでそこに声の明るさをもう少しプラスしたいですね。
口角を上げたり、前歯に声を当てるようなイメージで明るく歌ってみましょう!
♪手を叩きながら、明るい声を意識して歌ってみます。

いい感じです!
本番まで、手を叩きながら、或いは片手で足など叩いてリズムをとりながら練習してもらって、本番も足などでリズムとりながら歌えるようにできると良いと思います。
声の明るさは、もう少し明るくいきたいですね。
一度、女優になったつもりで明るく音読してみましょう。
•始めのフレーズを、明るく意識して音読。

OKです!こんな感じでちょっと明るくいきましょう!
普段どんな時にテンション上がりますか?そんな時の表情や声でやってみましょう。表情で見せるというのも大事です。
♪もう一度手を叩きながら明るさ意識して歌います。

ノリが良くなってきましたね!いい感じです!
次は手を叩くのは無くして、身体全体でリズムを感じながら2番まで歌ってみましょう。
♪体でリズムをとりながら2番まで歌います。(明るさも引き続き意識)

いい感じです!
練習では、最初はお腹とか声の出し方、リズムを意識しながら練習して、最後明るさも意識して1.2回歌う感じでやってみてください。
練習でこれらをしっかりとやっておいて、本番はリズムに乗って楽しむのみ、で大丈夫です!
もし聴こえにくくても音響の問題で自分のせいではないので大丈夫です。
頑張ってください!
今回のレッスンでもやっぱり声の明るさが難しかったです。今日のレッスンでも良くはなってるけど、まだ足りてないですね。今後のレッスンでも引き続きやっていくことになると思うんですが、声自体もそうだし表現という部分でも、声質や日常からの癖、全体的にちょっとずつ変えていけたらなと思います!
オススメの動画
今回チェリーの練習をするにあたって、YouTubeで上がっているチェリーの歌い方の動画や、カバーされている方の動画をいくつか見てみて、参考になった動画や素敵だなと思ったカバーの動画をご紹介します!
•スピッツ”チェリー”歌い方動画
シアーミュージック特別講師、しらスタのおしらさんのスピッツ”チェリー”解説動画。
私が実際のレッスンで先生から言われたリズムやアクセントに加えて、ウィスパーボイスやエッジボイスなど声の使い分け、ビブラートを入れるポイント等解説してくださっていてわかりやすいです。また、Aメロやサビ等パートごとに解説パートと、一緒に歌ってみようのパートにわかれていて、練習しやすいと思います!
素敵なスピッツ”チェリー”のcover動画
YouTubeで見つけた、スピッツ”チェリー”の素敵なcover動画もご紹介します。
今回初めてこの二宮愛さんの動画を見たのですが、たくさんの他の曲のcoverも素敵でした!上手いだけでなく、感情が伝わる、個性があるけど癖が強いわけでもなく、惹き込まれて聴きやすい、そんな風に感じました。
是非、動画を見て、聴いて、歌ってみましょう