シアー10(3月①)腹式呼吸・胸に響かせる/ B’z”calling”

mstwordpress2025

3月1回目 C先生

発声練習

リップロール 音階

♪リップロール音階

今回調子よく続いて、今までより上の音までやっていきました。

先生
先生

OKです!上の音まで綺麗に出ましたね!
素晴らしいです!

腹式呼吸  吸って、止めて、吐く

今までの腹式呼吸の練習では、吸って、吐いてという練習をしてきました。

先生
先生

今回は、吸って、止めて、吐く、というのをやっていきたいと思います。
今日は”4・4・8”で、4秒吸って、4秒止める、8秒かけて吐くというのをやってみます。

これをすると、腹式呼吸がもっと上手く使えていくのと、身体も鍛えられていくのでやっていきましょう。

[やり方]
吸った時にお腹が膨らみ、その膨らみがすぐに萎んじゃうと意味がないので、吸ってお腹を膨らませたら、息を止めて、少しそのお腹をKEEPします。その後、息を吐く時にすぐにスッとお腹が凹んで息を使ってしまわないように、なるべくお腹をKEEPさせたい。最終的にはだんだん萎んでいくけれども、お腹をKEEPしながら、ずっと均等に息を吐いていく。萎ませずに逆にちょっと張っていくようなイメージで。

♪ゆっくりめのメトロノームに合わせて、4・4・8で3回やってみます。

私

吸う時が一番しんどい。。

先生
先生

そうですよね。
吸うって意外と難しくて、吸うという動作に慣れさせていくということと、吸った時にお腹の方に息をしっかり持っていけるように、4秒間がっつり吸う時間があるので、最初はちょっときついと思います。
でもまだちょっと余裕そうかな、と思いました。

最初は4秒4秒8秒で慣れさせていって、後から、4秒吸って、4秒止めて、吐く時間を12秒→16秒、そして最終20秒くらいまで持っていけたら身体が鍛えられている証拠になります。
なので、徐々に秒数を増やしていきましょう!

口の形は”オ”で”ア”の発声

♪鼻から吸って、”オ”の口の形で”ア”の発声、出てくる音はオとアの間くらいの音で音階発声練習します。

先生
先生

OKです!
やっぱり声量上がりましたね!

”オ”の口での”ア”の発声練習はオススメなんですが、最初にやると気にすることが多くなってしまうので、少し慣れてきた今回やってみました!

口の形をもっと丸く固定させてあげることによって、中で声がさらにしっかり鳴ってくれます。今までの声にエコーが付け足されるような感じになります。

低音での”オ”の口の形での”ア”の発声 (胸で響かせる)

次は同じく、”オ”の口の形で”ア”の発声を、低音でやってみます。

♪一旦、胸の上部あたりに手を当てて、低音の声を普通に出してみます。

先生
先生

今、手のあたりが、ジリジリっと震えてるのわかりましたか?
この震えが大きい程、今の低音がしっかりと響いているサインになります。なので、歌う時にこの部分をもっと響かせていきたいです。

今まで通り、口もしっかり開けて声を出すのですが、イメージとして、口からではなく胸から声を出すようなイメージでやってみてください。声に深みが出てきたり、かっこよくなると思います。

♪低音で、”オ”の口で”ア”の発声 胸の響きを意識して。

先生
先生

いい感じですね!

これすごく効果的で、一番は低音に効果があって、安定したり深み厚みが出てきます。
そして低音だけでなく全音域にも良くて、高音の時に声が浮きそうな時や、本番緊張して声がうまく出ない時などに、胸の響きを意識すると、支えがしっかりした状態で歌えたりします。

♪舌を出して”エ”での音階発声

先生
先生

舌を出してやると、とても声が安定しますね!

次は、発声練習ラスト、”ブ”での発声をやってみましょう。

♪”ブ”での音階発声

ポイント:
頑張って声を出すというよりは、リラックスして息を流す感じで。
舌を下の歯の裏に軽くつけて、舌の位置を固定させると、舌が動かなくなり、同じ声量・同じ息の量で声が安定してくる。

歌の練習 B’z “calling”

先生
先生

MスタさんがB’zってなかなかギャップですね〜!

本番いつとかあるんですか?

練習で合わせてるところで歌わせてもらうだけなので、とても気楽な感じです。もう何度か合わせてもらってて、楽しいです!

先生
先生

楽しんでやるのが一番なので、良いですね!!

では、1回1番やってみましょう♪

♪1番歌ってみる

先生
先生

カッコイイ〜!ギャップです〜!!めっちゃいいです!

しかも丁度カッコイイ系の曲なのでより一層声も鍛えられて良いと思います!
それこそ、今日発声練習でした、胸で歌う感じでこの曲を歌ってもらうと、さらに声が安定してくると思います。

めっちゃイイと思います!

ロック系好きなんですけど、声が弱かったのでなかなか雰囲気が全然出せなくて。。

先生
先生

今からちょっとロック系やっていきたいですね!

さっき歌ってもらったので最初から見ていきましょう。

先生
先生

声は、だいぶん出ていますね!!

イントロ終わりの”どうか苦しまないで”の最後の”で”を伸ばすところを、”de”のまま伸ばすのではなく、母音に変化させて”e”を口を縦に広げながらしっかり発音しましょう。

先生
先生

Aメロ部分、フレーズの入りはすごく良いんですが、語尾の時にちょっと詰まりやすくなっていますね。
稲葉さん本人の歌を聴いてみると、語尾はすぐに切らずに最後まで長めにしっかり息を流す感じで歌っていますね。しっかりと伸ばすんだけど、力は抜いて流すイメージでこの部分を歌ってあげると、とても良いと思います。

Aメロ全体通して、しっかり入って、語尾終わりは力を抜いて、の繰り返しだと思うので、ここのフレーズはその感じでいってみましょう。

もう一度Aメロまで歌ってみましょう。

♪Aメロまで歌ってみます

(歌いながら、”どうか苦しまないde〜”の部分も、語尾の抜く部分も、自分でも違いが結構感じられて良かったです!)

先生
先生

お〜!!いい感じですね!
こんな感じで最後抜いてもらうとめちゃくちゃイイと思います。フレーズの終わりまで神経をしっかり集中してやってみてください。

B’zさんの曲って、抜くところと力を入れるところの差が結構わかりやすくて、それがあるから曲がすごくカッコ良く聴こえるというのもあって、曲の力を入れるところ抜くところをちゃんとマスターしておくと、どの曲でもすごく使えます

この曲、歌い方も鍛えられるし、力む・力をぬく、とかもすごく練習できる良い曲ですね!
ultra soul!みたいなイメージが強かったんですけど、B’zさん凄いですね!すごく良い選曲だと思います!

先生
先生

”どうか苦しまないで〜”も音がすごく高くなるので、すごくキツくなると思うんですが、高音を出すというよりは、遠くに逃すイメージで、”で〜”と頑張るのではなくて、”de〜”と投げるくらいの感じで。
歌いながら、どこか詰まるなーと感じるところは、手の動きを付けてもらったり、体を動かしてみたりすると、スッと声が出やすくなったりします。
後は、今日ボイトレのほうでやった、胸を響かせるようなイメージで歌ってみたり、色々試してみて、自分でこれが良い!っていうのを見つけていってもらえるとイイと思います。
今は良い感じですね!

先生
先生

次の”ひとつひとつと〜”のところは、入りの”ひ”の子音が”i”で詰まりやすいので、”ひ”と発音せずに、わざと息多めに子音を”hiとつ”としたいですね。わざとはっきり発音しないように、そして二つ目の”ひとつ”ははっきりと入ってOKです。

”窓に灯りともる〜” ここは、だんだん小さくしていってフェードアウトしていきます。

”君が居るなら〜” ここも入りの母音がk”i”ですね。ここはちょっと食いしばってしっかり”k”の噛み締めと同時に出すようなイメージで。 そして、入り方も真っ直ぐよりは上から入るようなイメージですね。その後の”戻ってこよう”も、入りを上から入るイメージでいくとフレーズが綺麗になると思います。

”穢れなき思いが〜” ここも同じく”k”をしっかりと出すとさらにわかりやすくなりそうですね。

もう一度この部分歌ってみましょう。

♪”ひとつひとつと〜I can hear the calling”まで歌ってみます。

先生
先生

お〜!!今いい感じでしたね!!
”ひとつひとつ”とか、”君”とかの入りもとても良かったです!

もう一度最初から今のところまで通したいですね。
B’zさんの曲は語尾のほうが大切になってくるので、そこをしっかり意識して歌ってみてください。

♪”最初〜I can hear the calling”まで歌ってみます。

先生
先生

OKです!良かったです!!

最初の”どうか苦しまないで”のところ、声の飛びがすごく良くなったのと、自然と響きがちゃんと上がってくれてたので、ブワッと響いて、ここ特に良かったです!

ここは、上がるし伸ばすしで、最初の見せ所だと思うので、特に今のイメージで練習してもらえると良いと思います。

先生
先生

とても良くなりましたね!!
この曲とても練習になると思うので、こんな感じでやっていきましょう!!

ABOUT ME
2024年11月よりボイトレスクールに通い始めた会社員。シアーミュージックで月2回のレッスン受講中。 声の悩み:声量がない、こもりがち、響きがない。 歌の悩み:表現力、抑揚がない。 ボイトレについてブログを残していきたいなと思い、並行してブログもスタート。こちらも初心者なので勉強しながらやってみてます。
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